無料点検の結果を元に精密な施工計画を立てます
事前に、調査担当者から施工担当者へお客様のお住まいの情報やお客様のご要望等を漏れのないよう確実に引継ぎを行い、綿密な施工計画を立てます。
当日は施工責任者の指示のもと、作業を分担して施工を進めていきます。
家の構造や被害程度などで細かい作業方法は異なりますが、一般的な薬剤散布式のシロアリ防除工事の流れは次の通りとなります。
(ヤマトシロアリの場合です)
1.ごあいさつ |
2.工事内容のご説明 |
3.床下進入口周り及び通路への養生 |
4.床下へ進入します |
5.床下での作業 (a)穿孔処理 (b)薬剤注入処理 (c)薬剤散布処理 |
6.床上での作業 (a)柱、木枠への穿孔処理 (b)柱、木枠への薬剤注入処理 (c)タイル目地への穿孔処理 (d)タイル目地への薬剤注入処理 |
7.清掃・後片付け |
8.最終確認 |
9.施工報告書の作成 |
10.被害報告 |
11.書類を一式お渡しします |
12.お礼のごあいさつ |
※5、6は同時進行となります。
施工担当者全員で元気よく挨拶をします。その際、名刺をお渡ししますので、ご確認下さい。
施工責任者より、具体的な工事内容や注意事項等のご説明を行います。
また、調査担当者からの引継ぎ事項に誤りが無いか、漏れが無いかの最終確認をします。
お客様のご了解が得られてから、作業に取りかかります。
事前の打ち合わせでお客様と決めさせて頂いた床下進入口を確保。
床下の埃や薬剤が飛散しないよう、また薬液ホースで汚さないよう床下進口周り及び通路へしっかり養生をします。
つなぎに着替えて、ハンドランプ・電気ドリル・デジタルカメラ等を持って、床下へ進入します。
(a) 穿孔処理
被害確認をしながら奥まで進入します。
被害箇所及び浴室やトイレ下の土台など白蟻に食害されやすい木部に、電気ドリルで11mm径の孔を開けます。(穿孔処理といいます。)
(b) 薬剤注入処理
開けた穴に薬剤を注入します。
注入後、11.5mmの木栓で孔を塞ぎます。
(c) 薬剤散布処理
土台・大引・床束等の床組部材に薬剤を散布します。
奥の部屋から順に床下土壌へ薬剤を散布し、最後に進入口周りの土壌へ散布した後、進入口を塞いで元に戻します。
床下に落ちている木片、残材はシロアリの格好の餌になり得るので、きれいに取り除きます。
(残材の量に応じて、別途処理代が必要な場合がございます。)
(a) 柱、木枠への穿孔処理
最もシロアリの被害を受けやすい浴室・洗面所・トイレ・玄関等の柱や木枠に電気ドリルで6mm径の孔を開けます。
(b) 柱、木枠への薬剤注入処理。
開けた孔に薬剤を注入します。
注入後、6.5mmの木栓で孔を塞ぎます。
(c) タイル目地への穿孔処理
浴室・洗面所・トイレ等の壁面及び床面のタイル目地にハンマードリルで4.5~5mm径の孔を開けます。
(d) タイル目地への薬剤注入処理
開けた孔に薬剤を注入します。
壁面については、四方ノズルを用いて薬剤を拡散させ、壁面内部にまんべんなく薬剤が行き渡るようにします。
注入後、目地と同色のセメントで孔を塞ぎます。
※タイル目地への薬剤処理は、タイルに亀裂があり穿孔の振動でタイルが破損する恐れがある場合や配管を傷つける恐れがある場合などは、差し控えることがあります。
薬剤ホースや道具類を作業車に戻し、水まわりや玄関など床上で作業を行った場所はきれいに清掃をします。
図面に被害箇所・被害程度等を詳細に明記し、施工方法等も合わせて記入した施工報告書を作成します。
また、当日デジタルカメラで撮影した被害状況や施工風景等の写真はコメントを付けて、床下丸分り報告書として後日お客様宅へ郵送させて頂いております。
施工報告書を元に、当日行った施工内容や被害状況を詳しくご説明いたします。床下の専門家の立場から、補強や営繕工事をされた方が良いと思われる箇所がありましたら、具体的な対策をお話させて頂いております。
後日お送りします床下丸分り報告書をぜひご参照下さい。
床下全面施工の場合は、原則保証が付きますので、保証内容のご説明をします。
最後に、施工代金のお支払い方法をお尋ねし、本日の施工内容に問題なく、ご了承頂けましたら、施工完了確認書という書類にサインを頂きます。
保証書・施工報告書・施工完了確認書等の書類一式をお客様にお渡しして、本日の施工は全て完了となります。
施工担当者全員で、感謝を込めてお礼の挨拶を申し上げて、失礼させて頂きます。
まずは無料の床下点検から行わせていただきます。
お気軽にお問い合わせください!